こんにちは!
株式会社ジャパン・エンダストリアルのインターン生、小林歩夢です。
約2か月間のインターンでは、Power AppsとSharePointを活用し、A社様に提供する在庫管理アプリの設計・開発・改善にチームで取り組みました。
本記事では、インターン期間中に取り組んだ内容や学んだこと、そして実習を通して得られた成長について紹介します。
インターン期間で取り組んだこと
インターン期間の前半では、Power Appsの基礎を身に付けることを目的に、ジャパン・エンダストリアル様を理解するためにWebプログラムを作成し、その内容をPowerPointにまとめて発表を行った。また、Excelでデータベース(DB)設計を行い、SharePointリストを構築した上で、Power Appsを用いたアプリ開発の試作に取り組んだ。試作では、「ワールドカップ観戦アプリ」や「備品管理アプリ」を作成し、Power AppsとSharePointを連携させたアプリ開発の基本的な流れを学んだ。
さらに、企業理解を深めるため、訪問予定であったA社様のホームページを閲覧し、事業内容や業務内容、企業の特徴などをWordにまとめた。この活動を通して、訪問前に企業への理解を深めることの重要性を学んだ。
その後、A社様を訪問し、現場で実際の業務内容や課題についてヒアリングを行った。訪問後は業務フローを整理し、在庫管理アプリの設計・開発を進めた。開発中には初期報告と改善報告を実施し、お客様からいただいたフィードバックを反映しながら機能や画面の改善を繰り返した。
最終的には、在庫管理アプリを完成させるだけでなく、利用者向けの操作マニュアルや保守担当者向けの引き継ぎ書も作成し、最終報告を行った。一連の実習を通して、要件整理から設計、開発、改善、成果物の作成まで、実際の開発業務の流れを経験することができた。
使用した技術・ツール
実習では、Power Apps、SharePoint、Excel、PowerPoint、Word、Microsoft Teamsを使用した。Excelではデータベース設計を行い、SharePointではリストを作成してデータを管理した。Power Appsでは画面設計や関数を実装し、PowerPointは報告資料の作成、Wordは企業調査やマニュアル・引き継ぎ書の作成に活用した。これらのツールを連携して使用することで、実際の業務に近い開発を経験することができた。
A社様に提供するアプリの開発内容
A社様への訪問では、実際の業務内容や在庫管理の方法についてヒアリングを行い、現場では入庫・出庫・棚卸の記録を紙で管理していることを確認した。その結果、記入漏れによる在庫数のずれや、在庫状況の確認に時間がかかることが課題であると分かった。
これらの課題を解決するため、Power AppsとSharePointを活用した在庫管理アプリの開発を行った。まず、業務フローを整理し、Excelでデータベース設計を行った後、SharePointリストを構築し、Power Appsで画面や機能を実装した。
開発したアプリでは、入庫・出庫・棚卸の登録機能を実装し、登録内容が現在庫へ自動的に反映される仕組みを構築した。また、履歴の検索・編集、削除データの復元、在庫一覧の表示機能を追加することで、利用者が必要な情報を迅速に確認できるよう改善した。
開発期間中は、初期報告と改善報告を実施し、お客様からいただいたフィードバックを反映しながら機能や画面の改善を繰り返した。最終的には、在庫管理アプリに加えて、利用者向けの操作マニュアルと保守担当者向けの引き継ぎ書を作成し、A社様へ最終報告を行った。
担当業務
私が主に担当したのは在庫管理画面の開発である。品名や仕入先、更新日などで絞り込み検索ができ、現在庫数や保管場所などを一覧で確認できる画面を作成した。利用者が必要な情報をすぐに確認できるよう、検索性や操作性を意識して改善を行った。
報告・打ち合わせで意識したこと
実習では定期的に進捗報告を行い、開発状況や課題を分かりやすく伝えることを意識した。また、お客様や社員の方からいただいた意見を整理し、改善内容を優先順位に沿って反映した。報告や相談を積極的に行うことで、認識のずれを防ぎ、より良いアプリ開発につなげることができた。
成果物
実習では、在庫管理アプリだけでなく、利用者向けの操作マニュアルと、保守担当者向けの引き継ぎ書も作成した。アプリを開発するだけではなく、その後も継続して利用・保守できるよう資料を整備したことは、大きな成果であった。
工夫した点と苦労した点
工夫した点は、お客様からいただいた要望を整理し、優先順位を付けながら改善を繰り返したことである。特に、在庫一覧の検索機能や表示方法を見直し、より使いやすい画面となるよう改善した。
一方で、Power Appsの関数やSharePointとのデータ更新処理では多くの課題があった。問題が発生した際には原因を切り分けながら検証を行い、チームメンバーと相談しながら解決策を考えた。この経験を通して、問題解決には一人で抱え込まず、周囲と協力することの大切さを学んだ。
実習を通して学んだこと
実習を通して、技術力・対話力・問題解決力の三つを身に付けることができた。Power AppsとSharePointを活用した開発技術だけでなく、進捗や課題を分かりやすく報告・相談する力や、問題の原因を分析し改善策を考える力も身に付いた。また、要件整理から設計、開発、テスト、改善までの一連の流れを経験したことで、主体的に行動する姿勢の重要性を実感した。
今後の目標
今後はPower Appsだけでなく、プログラミング言語やクラウドサービスについても学び、より幅広い技術を身に付けたい。また、利用者の立場を考えながら業務改善を提案できるエンジニアを目指し、今回の実習で得た「つくる・伝える・改善する」という経験を今後の学習や仕事に活かしていきたい。
実習全体の総括
今回の実習では、アプリを作成する技術だけでなく、要件整理、設計、報告、改善、資料作成まで、実際の開発業務を一通り経験することができた。利用者の立場で考えながら改善を繰り返すことの重要性や、報告・相談を通してチームで開発を進めることの大切さを学び、今後の学習や就職後にも活かせる貴重な経験となった。








