こんにちは! 
株式会社ジャパン・エンダストリアルのインターン生の孫千尋です。 

今週は大きくわけて2つの業務に取り組みました。 

1つ目は、IU実習生のワークの取り組み確認、IU実習生の顧客訪問のフォロー 
2つ目は、在庫管理システムを終えた後に受注システムの作成 

今週の業務内容

PMとしてのプロジェクトの納期と品質の管理  

プロジェクトの品質と納期の両立を図るため、顧客ヒアリングから得られた生の情報を構造化し、実行可能なタスクへ落とし込むプロセスを設計しました。実習生のヒアリングに同席・フォローを行うことで、現場での認識の誤差を防ぐとともに、収集データの質を担保しました。使用したデータは顧客とのヒアリング記録、プロジェクトの要件定義書、進捗管理用のマイルストーン表です。その中でも特にMicrosoft Excelを用いてスケジュール管理およびタスクリスト作成をしました。PMとして、実習生にヒアリング内容を「現状の課題」「理想の状態(To-Be)」に分類し、データ設計の基盤となる要件整理を行うタスクを作成し、タスクの分解をしました。分解としてはプロジェクト全体を細かく区切りに分け、ストラクチャーに基づいて細分化し、各タスクの工数見積もりを行いました。メンバーの進捗状況、顧客からのフィードバック、予期せぬ調整事項を反映し、スケジュールを動的に修正しました。特に締め切りを明確にしたライン引きを行い、チームが優先順位を判断しやすい環境を整えました。「この工程でのヒアリング漏れが後続のデータ設計に大きな手戻りを生む」という仮説のもと、ヒアリング段階での早期チェック体制を構築しました。また、メンバーのスキルセットとタスク難易度を照らし合わせ、進捗が滞りそうな箇所を先回りして特定する手法をとりました。 

当初、メンバーの進捗管理は「計画通りに進むこと」を前提としていましたが、実際には顧客との調整による仕様変更の頻度が高く、静的なスケジュール管理よりも、不確実性を受け入れた「柔軟なリスケジューリング」の能力がPMには強く求められると痛感しました。個々のタスクを完遂すること以上に、顧客の言葉の裏にある「本当に解決すべき真の課題」を正しく定義し、それをチーム全員が同じ解像度で理解している状態を作ることの難しさが、本質的な課題であると理解しました。 

受注管理システムの開発 

製造業における標準的な受注プロセスのリサーチから着手し、既存の在庫管理システムとの連携を前提とした業務フローの最適化を図りました。前回までの開発経験を活かし、機能要件を先行して洗い出すことで、手戻りの少ない設計プロセスを構築しました。使用したデータは製造業における一般的な受注管理フローのデータ例、データ項目およびマスタ構成です。また、ツールはPower Apps(画面開発)、SharePoint(データマスタ管理)、Excel(データ整理・計算ロジック)、PowerPoint(業務フローおよびUI設計の可視化)を使用しました。業界標準のリサーチを基に、受注から発注、在庫連携までの一連の流れを業務フロー図として作成しました。まずPowerPointを用いて画面設計とフローの全体像を整理し、その後、SharePoint上にデータマスタを構築し、受注情報を効率的に格納・参照できる構造へと落とし込みました。「顧客が受注時に必要とする最小限のデータは何か」「どの情報を自動入力化すれば、受注管理から在庫管理への連携が最もスムーズになるか」という2点を軸に、データ設計を行いました。業務フローにおける各工程のボトルネックを予測し、効率化に寄与するUI/UXを仮説として設計しました。 

受注管理は単独で完結するものではなく、在庫管理システムとのデータ連携がシステム全体の運用効率を左右する鍵であることを再認識しました。データ構造が整合していることで、発注処理の自動化や在庫の適正管理が容易になるという相乗効果が見えました。当初、受注システム単体の構築を優先していましたが、実際の業務フローを描いてみると、在庫状況のリアルタイムな反映や、受注後の発注プロセスとの密接な関連性が予想以上に深いことが判明しました。局所的な機能実装よりも、一気通貫したデータフローの設計が不可欠であると感じました。 

学んだこと・気づいたこと(まとめ)

新しく理解したこと

システム構築において、個別の機能実装以上に「業務フローの全体最適」が重要であることを学びました。特に、顧客の曖昧な要望を具体的なデータ要件へ「翻訳」し、関連システム間でのデータ整合性を保つことが、運用効率を左右するボトルネックであると理解しました。また、プロジェクト管理では、計画の完遂よりも不確実性を前提とした「動的なリスケジューリング」の重要性を痛感しました。

今後にどう活かすか

タスクに着手する前に必ず「前後のプロセスへの影響」を可視化し、システム全体の拡張性を意識したデータ設計を徹底します。また、PMとしては、予期せぬ変更に柔軟に対応できるよう、常にボトルネックを先回りして特定する管理手法を実践します。技術の実装力とプロジェクトを俯瞰するマネジメント力の双方を磨き、より精度の高い解決策を提案します。