こんにちは!
株式会社ジャパン・エンダストリアルのインターン生の 小糠愛乃です。
今週は大きく2つの異なる業務に取り組みました。
1つ目は、ノーコードツールAppSheetの初学者向け研修企画で、アプリケーション作成からプレゼンテーション資料の準備、録画まで一連の流れを担当しました。
2つ目は、ものづくりワールド東京 2025での企業取材と、その内容をもとにした工場経営ニュースの執筆業務です。
今週の業務内容
AppSheet

AppSheet初学者向けの研修企画では、まず自分自身がAppSheetでアプリケーションを作成し、その経験をもとにスライドを作成しました。
AppSheetの基本機能(入力、一覧表示、編集・削除)を活用した簡単なアプリを作成し、それをもとに、初学者向けの研修スライドを構成しました。
また、実際の研修を想定し、スライドの内容を説明する動画も録画しました。AppSheetに初めて触れる人でも理解しやすいよう、シンプルで段階的な構成を心がけました。
AppSheetに触れるのは初めてでしたが、直感的な操作性の高さと、従来のプログラミングとは異なる操作などでアプリケーションが構築できることに驚きました。
特に学べたのは、初学者に向けて説明する際の視点の持ち方です。
自分が理解できたことと、他の人に分かりやすく伝えることの間には大きなギャップがあることを実感しました。
スライド作成では、専門用語を避け、具体的な操作手順を視覚的に示すことを心がけました。
録画作業では、話すスピードや間の取り方など、オンライン学習コンテンツ特有の配慮の点も学べました。
ものづくりワールド取材・執筆について
幕張メッセで開催された「ものづくりワールド」の展示会に足を運び、複数の出展企業を回り、各社の責任者や担当者に直接取材を行いました。
企業ブースでは、製造業の導入事例や課題について生の声を聞くことができ、ネット情報などでは得られない現場感のある情報を収集できました。
その内容をもとに、「工場経営ニュース」の記事としてまとめる作業にも携わり、文章構成や見出しの付け方など、読者に伝わる記事づくりを意識して執筆しました。
執筆では、取材で得た情報を読者にとって価値のある形に再構成することの難しさを感じました。
学んだこと・気づいたこと
AppSheetの研修企画を通して、「ノーコードツールの魅力は、すぐに作って動かしてみることができる」という点に改めて気づかされました。
アプリそのものの完成度だけでなく、研修受講者がどこでつまずくか、どのように説明すれば理解しやすいかといった「受け手の視点」に立つことの重要性も学びました。
また、録画という形式では、話し方や画面操作のタイミングにも注意が必要で、「伝える力」が問われることを実感しました。
一方、展示会での取材では、事前の下調べや質問リストの準備がいかに重要かを実感しました。
限られた時間で有意義な情報を引き出すには、単なる質問ではなく、自分なりの仮説や関心を持って会話を進める必要があります。
また、インタビューの中で企業の課題や取り組みを聞くことで、リアルな現場を垣間見ることができ、自分の視野が広がったと感じています。
次に活かしたいこと
今週は技術系の企画業務と取材・執筆業務という全く異なる性質の業務を並行して進めたことで、自分の適性や興味について新たな発見がありました。
AppSheet研修企画では論理的な思考と企画設計の面白さを感じ、取材・執筆業務では人とのコミュニケーションや情報を価値ある形にすることへの興味がわきました。
一方で、両方の業務に共通して「相手の立場に立って考える」ことの重要性を感じました。
研修受講者にとって分かりやすい教材とは何か、記事の読者が求めている情報は何かを常に意識する必要があります。
今回の経験を踏まえ、より効率的な情報収集方法と、分かりやすい情報発信のスキル向上に重点を置いて取り組みたいと思います。
特に、今回の取材で得た製造業界の知識を深堀りし、継続的な学びにつなげていきたいと考えています。