こんにちは!株式会社ジャパン・エンダストリアル 杉山純一です。

今回の内容は業務の基本であり、仕事の本質に関するお話をしたいと思います。
この内容は弊社のインターンシップロードマップのステージ2に該当します。

インターン期間のロードマップ – JE JOURNAL

No.ステージテーマ
1自分らしさ自分の特性の棚卸や自分が実現したいこと
2業務の基本仕事の進め方や考え方
3製品・技術PowerPlatform及びMicrosoft365製品
4事業・仕事自社のマーケティングや営業、開発、納品
5業界・顧客顧客が実現したいことや困りごと、企業ごとの文化やルール

私たちは、中小製造業のお客様に対して、開発、コンサルティング、教育をトータルに支援する仕事をしています。
この仕事では、単に知識や技術があるだけでは不十分です。
「本質」を理解し、それを行動に落とし込むことがとても大切です。

今回は、私たちが日々大切にしている「五つの本質」と、そのための行動指針をご紹介します。


顧客世界の理解

お客様の現場、文化、制約、価値観――そのすべてを深く理解すること。
製造現場で働く方の感覚、管理職の感覚、経営層の意思決定の感覚まで体感的にわかろうと努めることが、本当の支援につながります。

行動指針

  • 相手の立場に立ち、背景・文脈・現場感覚を理解する努力を惜しまない
  • 表面的な言葉にとらわれず、相手の置かれている状況を想像して聴く
  • 現場に足を運び、五感で相手の世界を体験することを重視する

課題発見力

お客様が言葉にできていない本当の困りごとを見抜く力。
「言われたことをそのままやる」だけでなく、何が本当に問題なのかを見極めることが求められます。

行動指針

  • 言われたことの裏にある「本当の困りごと」を探る
  • すぐに答えを出さず、まず問いを深める
  • 課題の構造を因果関係で整理し、最も本質的なポイントを見極める

学びの設計

教えっぱなしでは意味がありません。
大切なのは、知識を伝えるだけでなく、相手自身が「学び続けられる力」を育てることです。

行動指針

  • 相手が「自分で考え行動できる」ように支援する
  • 単なる情報提供ではなく、行動変容をゴールに設計する
  • 習得よりも「成長のプロセス」を重視する

仕組み目線

一時的な成果ではなく、長期にわたって機能する仕組みをつくることが重要です。
属人的な運用にならず、誰もが持続的に使える形を目指します。

行動指針

  • 個人の努力に依存しない、持続可能な仕組みをつくる
  • 短期成果だけでなく、中長期の維持・拡張性を考えて設計する
  • 属人的な運用にならないよう、必ず仕組みに落とし込む

信頼と対話

技術や知識以上に大切なのが信頼関係です。
正論だけを押し付けるのではなく、敬意を持って対話し、ともに歩む存在であり続けることを目指します。

行動指針

  • 成果よりもまず信頼を築く
  • 正論ではなく、相手への敬意と対話を大切にする
  • 常に「ともに歩む存在」であることを意識する

まとめ

私たちが大切にしているのは、
「顧客世界の理解」
「課題発見力」
「学びの設計」
「仕組み目線」
「信頼と対話」
という五つの本質です。

この本質を行動に移すことで、私たちはただの開発者やコンサルタントではなく、お客様にとって本当に必要なパートナーになれると信じています。

一緒にこの姿勢を持って、未来を切り拓いていきましょう!