こんにちは、杉山です。
先日、改めて、自分自身の「強み」の洗い出しを行いました。その際に得た気づきや、考えたことについて、お話をさせてください。
「ブレない力」と「できる方法を考える力」
自分自身の「強み」を洗い出したいと考えたきっかけは、改めて、私の「やるべきこと」や「やりたいこと」、そして「できること」を整理したいと思ったからです。
「やりたいこと」がビジョンであるとすれば、「できること」は、お客様に私が提供できる価値。今後の会社の方向性を考える上で、私が提供できる価値について、改めて認識する必要があると、ここのところ考えていました。
一度、ひとりで考えてみようとしたのですが、自分自身の「できること」を自分で言語化するとは、思っていた以上に難しいことでした。なので、前職でお世話になった先輩と、前職の後輩で、今も仕事でかかわってもらっている仲間と私の3人で、ブレスト的に洗い出しを行ってもらいました。
A3の紙いっぱいになるくらい、色々と話は出たのですが、ひとつひとつを整理すると、要は「ブレない」「できる方法を考える」という2つのキーワードが出てきました。お客様が実現したいと思っていることを聞き、どれだけプロジェクトが進んでも、当初の目的を捉え続けるというブレない力と、それを実現する方法を設計する力。この二つに、私の強みがあるのでは、と気づきました。
確かに、これまで自動機やシステムの導入など、様々なソリューションを用いてお客様のお手伝いをすることができていたのは、その「ブレない力」と「できる方法を考える力」があったからなのかもしれません。
私は前職とは全くの畑違いの事業を行っていることもあり、何故自動機やシステムなどを扱えるのかと聞かれたことがありましたが、業界が変わったとしても、お客様が実現したいことを捉え、その方法を考えるというのは、どのビジネスにも共通するものです。
パートナー企業とのこと
また、私はお客様だけではなく、パートナー企業が実現したいことや、培ってきた文化を大切にしたいと考えています。機能だけではなく、その会社がどのような歴史を持ち、どのような文化の中で成長してきたのか、数字では測れないところを見ています。それが、お客様の実現したいことを叶えるために必要なことであると思いますし、パートナー企業の「らしさ」を捉えることで、適切に価値を発揮してもらえると考えているからです。
現在、弊社のお客様は関東を中心にしていますが、パートナーは全国にいます。お客様にとって最適な価値を提供できるパートナーを探すために最適な方法を考えた時に、私自身が日本中に点在するパートナーの場所へ直接足を使って回り、その企業の「らしさ」を捉えることが大切だと考えたためです。今は、そういったことを人力でやっていますが、私の強みをより活かせるような体制を、今後は作っていきたいと思いました。
「実現したいこと」の整理と、「現状のギャップ」を的確に理解し、実行する。その際に、実行方法は、手段ではなく目的をブラさないように心がける。そのためには、たとえ遠方であっても足を運び、最適なものを選ぶ。そういったことの積み重ねで、私はこれまで仕事をして来ていたのだと気づかされました。
(ノートに書いた手書きの図。いつも、この図を頭に置いているなぁと改めて実感)
私の強みを洗い出す予定が、改めて納品に協力してくれるパートナー(価値提供をする人)の存在の大切さに気づかされました。
今後も、そういった仲間を増やし、お客様のために最適な支援ができる企業として成長していきたいと思います。