こんにちは!
株式会社ジャパン・エンダストリアルのインターン生の 小糠愛乃です。

今週は、「生成AIに関する研修」と「DX推進セミナー」の研修設計・資料作成・発表・アンケート設計という業務に取り組みました。

今回の内容はすべて初めて経験することばかりで、学びや気づきの多い1週間となりました。

全体の経験を振り返って

最初に取り組んだのは、大学2年生に向けた「生成AIに関する研修」の企画です。

「AIってそもそも何?」「どうやって使うの?」というような初心者目線を意識しながら、身近な事例とともに、生成AIの基本知識や活用の可能性をわかりやすく伝えることを目的に設計しました。
スライド資料では「導入 → 基礎 → 実践体験 → 注意点 → まとめ」という流れを意識し、理解度を確認するアンケートフォームも自作しました。

次に取り組んだのが、「DX推進セミナー」の設計です。

こちらは、業務改善やデジタルツール活用の話題も含まれるため、よりビジネス寄りの視点で情報を整理し、聞き手の立場や業務課題に合った実用的な構成になるよう工夫しました。

どちらの研修もテーマ・対象者・目的が異なる中で、「どんな構成で進めると理解しやすいか」「何を一番伝えるべきか」を考える力が問われる経験でした。

一番印象に残ったのは「構成設計の難しさと楽しさ」

どちらの研修でも特に印象に残ったのは、構成を考える段階の悩みと工夫です。

どんなに内容を理解していても、それを「相手にわかりやすく伝える」形に落とし込むのは想像以上に難しく、特に受け手の前提知識や関心に合わせて情報を取捨選択する力が求められました。

生成AI研修では、学生が飽きずに楽しく学べるように、身近な使い方(レポート作成、就職活動での使用例など)や実践体験を入れました。

一方、DXセミナーでは、「抽象的になりすぎないように具体事例を入れる」「メリット・導入手順・注意点のバランスを取る」といった点に特に気を配りました。

この経験を通して、「相手の立場に立って考える力」「わかりやすく伝える力」の大切さを強く感じました。ただ詳しく説明するだけでは伝わらないこともあり、どう話せば、どう見せれば伝わるのかを考えることが研修の成功につながると実感しました。

今後に活かしたいこと

この1週間で、「一人でゼロから形にする経験」は自分にとって大きな成長になりました。

そして、今回の2つの研修設計を通して、「テーマや対象に応じて構成や伝え方を柔軟に変える力」が身についたと感じています。
また、スライドの見せ方や情報の並べ方、話す順番によって伝わり方が大きく変わるということを体感できました。

今後、プレゼンや資料作成をする場面では、受け手の立場に立って、何をどう伝えるかを丁寧に考える習慣を大事にしていきたいです。
更に、発表録画も行ったことで、「話し方」「抑揚」「スライドとの連動」など、伝え方の細かな部分にも意識を向けることができるようになりました。

また、今後チームで何かを進めるときには、今回自分で一通りの工程を経験したことによって、全体像を把握した上での分担やサポートができるようになると感じています。

おわりに

今週は以下の内容についてまとめました。

☑︎ 研修の企画から実施までの流れの体験

☑︎ 自分なりの工夫や気づきの整理

☑︎ 今後に活かしたい視点の発見