こんにちは!杉山です。
今回は、インターン生とともに取り組んだ営業活動が実を結び、中小製造業のお客様からPowerAppsによる業務アプリ開発案件を受注した事例をご紹介します。現場で使われるアプリのモックアップをインターン生が制作し、提案の中核を担いました。
お問い合わせのきっかけとお客様の課題
今回のお客様は、従業員約30名の中小製造業です。ある支援団体様からの紹介を通じて当社にご相談いただきました。
ヒアリングでは、「作業の標準化を進めたい」「標準時間をこれから整備していきたい」という明確な課題が共有され、業務の属人化や情報のばらつきがネックになっていることが見えてきました。
提案の工夫とインターン生の挑戦
4月4日の初回面談に向けて、インターン生がPowerAppsで作業指示書アプリのモックアップを作成。初回提案に同席し、実際に動く画面を使って具体的な使用イメージを提示することで、お客様にも「これは自社でも使える」という実感を持っていただけたようです。
👤 インターン生の役割:
- ヒアリング内容の整理
- モックアップ作成(PowerApps)
- 提案資料の作成サポート
- 提案同席・フォローアップ対応
お客様からは「とてもイメージしやすかった」との反応をいただき、そこから5月1日の正式受注まで一気に話が進みました。
受注の決め手は「スピード」と「実現可能性」
今回の契約は、3ヶ月の開発案件として成立。最終的な決め手は、「対応の速さ」と「モックアップの再現性」でした。さらに数年間かけて取り組む大きなプロジェクトの引き合いもいただいています。
インターン生が事前に作成したアプリのモックは、お客様が実際に業務で使用するイメージを持つうえで非常に有効だったようです。
キックオフ後も成長中!プロジェクトは順調に進行中
現在はプロジェクトのキックオフも完了し、インターン生が制作したモックアップをベースに、社内の先輩メンバーが開発を引き継いで改善を進めています。
インターン生にとっても、「お客様の課題を自分ごととして捉える経験」や「業務で使われるシステムを構築するプロセス」が非常に貴重な学びとなったのではないでしょうか。
今回の学び:モックアップ提案は再現すべき成功パターン
今回の受注を通して、「提案段階でのモックアップ提示」がどれほど効果的かを再確認しました。
今後も、インターン生と一緒に提案・開発を行うスタイルを積極的に取り入れていく予定です。
おわりに
インターン生とのチーム営業が実を結んだ今回の案件は、当社にとっても非常に象徴的な事例となりました。
今後も、若手の力を活かしながら、お客様にとって「わかりやすく」「実現可能性の高い」提案を続けていきます。