こんにちは!
今日は、「内製化って何のためにやるんですか?」について、わかりやすくお話しします。
DXの選択肢って、そもそもどんなのがあるの?
DX(デジタルトランスフォーメーション)と聞くと、なんだか難しそうですが、企業がDXを進めるときには大きく3つの選択肢があります👇
① 外部のIT会社にシステムをつくってもらう
やりたいことを伝えて、プロにお願いする方法です。
完成度は高いですが、変更のたびに時間も費用もかかります。
② すでにあるソフトを買って使う
市販の便利なITツールを導入する方法。
導入は簡単ですが、自由にカスタマイズできないこともあります。
③ 社内で自分たちでつくる(=内製化)
ノーコード/ローコードツールを使って、社員自身がアプリをつくる方法。
最初は学びが必要ですが、改善を自分たちで進められるようになります。
なぜ、私たちは「内製化」にこだわるのか?
内製化をおすすめする理由は、単にコストの問題ではありません。
企業の仕事は、日々少しずつ変わっていきます。
- お客さんの要望が変わる
- 法律が変わる
- 現場から「もっとこうしたい」という声があがる
そんなときに毎回外注していたら、時間もお金もどんどんかかってしまいます。
だからこそ、自分たちで柔軟に変えられる力――それが「内製化」の価値です。
「つくる力」よりも、「考える力」
内製化とは、ただツールを作ることではありません。
どう作るか、なぜそうするかを考え、実行できる組織を育てることです。
たとえば私たちは、最初は一緒にアプリを作りながら、社員の方がやり方を身につけられるように支援します。
魚を売るのではなく、魚の釣り方を学んでもらうようなイメージです。

「主体的で創造的な現場」に変わっていく
実際に私たちが支援した企業では、こんな変化がありました。
- 現場のスタッフが、自分から「アプリを作ってみたい」と言い出した
- 会議中に、その場で業務フローをアプリで改善できるようになった
- 「まず試してみよう」が社内の合言葉になった
考えて、動けるチームが生まれる。
これこそが、内製化の最大の成果だと思っています。
内製化は、企業の投資活動である
内製化は、すぐに成果が出るものではありません。
でも半年後、1年後に「自分たちでできるようになっていてよかった」と思える、未来への大きな投資です。
「誰かがやってくれる会社」から
「自分たちで変えていける会社」へ。
そんな変化の第一歩を、私たちは皆さんと一緒に踏み出していきたいと思っています。